日が暮れて　駅から人が吐き出される
お帰りなさい　今日も一日お疲れ様
知り合いが　ヘッドフォン付けて通り過ぎた
耳に響くのは　僕らの曲じゃないのかな

ギャラリーロードの真ん中で　のたうち回りながら
ああでもない　こうでもないと　音を鳴らし続けるのです
聞かせる訳もなく　聞こえる訳もないその音は
他でもない僕らの音　他でもない僕らの叫び
その言葉の意味は　　…まぁいいや

僕ら歌います　聞こえない歌を
そうしないと倒れてしまうから
僕ら歌います　聞こえない歌を
君が走り抜けるそのリズムで


「カントリーロード」歌って　感傷にふける暇もなく
目の前には人が人がただ通り過ぎてくのです
帰りたい　帰れない　さよならカントリーロード
果たして僕らの行き先はどこ？
果たして僕らが目指すのは何？
そんな僕らの歌は　　…まぁいいや

僕ら歌います　聞こえなくてもいい
そうしないと生きていけないから
僕ら歌います　聞こえなくてもいい
君が走り去ったそのスピードで


社会不適合者って言葉が　何となくしっくりくる今の僕なんです
でもその言葉がとっても言いにくいから
歌にするしかないんです

さよなら　ありふれたラブソング
さよなら　大好きだった君
そんな僕の気持ちは……


僕ら歌います　聞こえない歌を
そうしないと倒れてしまうから
僕ら歌います　聞こえない歌を
君が走り抜けるそのリズムで

僕ら歌います　聞こえなくてもいい
そうしないと生きていけないから
僕ら歌います　歌じゃ聞こえない
今の僕らの気持ちを届けようと
君が走り去ったそのスピードで

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