青い唄



当たり前だった 君がいること
それに気付けない僕

当たり前だった 自己嫌悪する僕
それを笑い飛ばせる君

目的地はないけど 沈まない船だった

窓から見える夏空のような 青い唄が今日も流れている
耳をふさいだヘッドフォンから 頬を伝って流れている


当たり前のように 君がいたこと
それを忘れたい僕
当たり前のように 自己嫌悪する僕
それを笑い飛ばせない僕

立ち止まりたかった 沈んでしまいたかった

窓をつたう夕立のように 青い唄が今日も流れている
止まっている僕を乗せて 時間とともに流れている


このままどこへ流れていくの?
このまま明日へ流れていくの?


窓から見える夏空のような 青い唄が今日も流れている
耳をふさいだヘッドフォンから 頬を伝って流れている
窓をつたう夕立のように 青い唄が今日も流れている
止まっている僕を乗せて 時間とともに流れている

窓から見える夏空にむけて 青い唄を歌ってみよう
誰かの心にそっと流れ 青く晴れ渡るように





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